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時代の期待、地域の期待、生徒・保護者の期待に応える附属高校に(附属高校設置式 校長挨拶(R7.11.25投稿)
令和7年12月25日に開催された附属高校設置式での挨拶を紹介します。
<設置式校長あいさつ>
緑したたる嵩の嶺、白砂に打ち寄せる万葉の波。周防大島の豊かな自然が、季節の深まりとともに穏やかな色彩を放ち、新しい学校の出発に彩りを添えてくれています。
本日、ここに、山口県立大学の 岡 正 朗 理事長、田中 マキ子 学長にも御出席いただき、山口県立大学附属周防大島高等学校の設置式が挙行できますことは、この上ない喜びであります。
新しい高校の設置にあたり、御尽力、御支援、御指導くださいました関係者の皆様に、まずもって厚くお礼を申し上げます。
さて、附属高校の前身となる県立周防大島高等学校は、幾多の変遷を経る中にあって、安下庄高校時代の連携型の中高一貫教育や、久賀高校時代の福祉科の設置、そして、周防大島高校時代の地域創生科の設置など、常に先進的な取組を進めてまいりました。今春開校する新高校も、時代の期待に応える学校にならなければなりません。
生徒の人格の完成や進路希望の実現、その基盤となる学びや学校生活の充実といった学校が本来有する教育的使命とともに、社会の有為の形成者を育成するという社会的使命を有する高校にあって、とりわけ、少子高齢化、人口減少が進むこの地に誕生する新高校は、地域の期待に応える学校にならなければなりません。
そして何よりも、予想を超えて変化するこれからの社会において、子どもたちが自らの可能性を伸ばし、生かしながら、たくましく生き抜いていくことは、子どもたち自身はもとより、私たち大人の願いであり、新高校は、生徒・保護者の願いに応える学校にならなければなりません。
こうした中、周防大島の豊かな自然と人とのつながりの中で展開される附属高校の学び、すなわち、普通科の枠を超えた多彩な選択科目や、実社会とつながる探究学習、暮らしや人生を豊かにするQOL、生活の質の向上に関する学び、ICT時代を生き抜く“データサイエンス教育”、大学と共に学ぶ「県大進学プログラム」、地域と育つ「連携型中高一貫教育」などの、他校にはない新しい学びは、時代や地域、生徒や保護者の期待に十二分に応え、子どもたちは、将来にわたり幸せに生きていく力を身に付け、生涯忘れることのできない経験をこの島でおくることができると確信しています。
安高坂の桜の花が咲くころ、新しい制服に身を包み、希望に胸を膨らませ、入学してくる新入生の姿を思い浮かべながら、教職員、在校生徒、一丸となって準備を進め、新しい高校の、新しい歴史を拓いてまいることをお誓いし、また、関係者の皆様には、引き続き温かい御支援を賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。
令和7年12月25日
山口県立大学附属周防大島高等学校
校長 竹村和之
