本校で学び、未来に向けて今を頑張っている先輩を紹介します。
山口県に恩返し
自治医科大学
山口県立周防大島高等学校 平成30年卒
親元を離れ、自由に過ごしてみたい——そんな思いを抱いていた私は、親戚から全国募集の話を聞き中3の夏に初めて大島大橋を渡りました。島の雰囲気にすっかり魅了され、東京へ帰る機内で受験を決意し、高校の門を叩くこととなりました。
高校生活は言葉では言い尽くせないほど充実しており、今でも鮮明に記憶に残っています。先生方との距離が近く、進路や学習面においても親身になって相談にのっていただきました。私が医学部を志したのも、当時の担任の先生に背中を押していただいたことがきっかけです。
島での3年間は地域の方々にも温かく見守られ、島全体で育てていただいたように感じています。大学卒業後は研修医として山口県に戻り、地域に恩返しできるよう、日々研鑽を重ねてまいります。
大学につながる島高の学び
山口県立大学
山口県立周防大島高等学校 令和7年卒
周防大島高校では、地域の魅力を活かした探究活動が充実しています。地元の講師の方と関わりながら、周防大島の良さを見つけたり、地域での起業について考えたりと、実践的に学べます。環境・起業・観光など、様々な分野から自分の興味に合ったテーマを選んで探究できるのも魅力のひとつです。大学の総合型選抜や推薦入試などでは、探究活動を通して得た経験がとても有利になります。また県立大学では、地域の課題解決に向けて提案する『やまぐち未来デザインプロジェクト』という授業があり、高校での経験が大いに活かせるため、私自身とても楽しみにしています。
私が県立大学に進学できたのは、気軽に相談できる雰囲気や先生方の手厚い個別指導があったおかげです。一人ひとりの夢を叶えられる周防大島高校で、様々なことに挑戦してみてください。